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ミンクールだより

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ミンクールだより


2007年6月10日
ミンクールオープン 
一周年記念特別講演会


「女と男がつくる 明るい未来

           子育てから介護まで

6月10日、胆振地方男女平等参画センター「ミンクール」開設一周年記念を記念し、
室蘭出身のノンフィクション作家 沖藤典子さんを迎えて記念講演会を開催しました。


沖藤さんの講演は、波乱にとんだ母の生涯に迫る著書「母の乱、無慈悲と慈悲」の
エピソードから介護問題や定年後の夫婦のありよう、子育て、少子化問題など
自分の実体験をもとに、今 関心の高い重要な社会問題をユーモアをまじえた、
わかりやすい例を通して語られ、共に参画することの大切さを訴え、参加された
多くの市民の心に響く内容となりました。
あっという間の2時間半、最後は沖藤さんより室蘭にエールが送られ、
盛況のうちに終了しました。

講演する沖藤先生

当日は会館 開設 以来の220名という多くの市民の参加がありました。

講演会の参加者風景

2007年度 ミンクール女性のスキルアップ講座
はじめて学ぶパソコン講座
2007年9月7日・11日・14日・18日・21日の5回講座


9月7日、男女がそれぞれが能力を充分に発揮できる社会を創るために
女性の社会参画や新たなライフスタイルを目指して「はじめて学ぶパソコン講座」が
開講しました。
胆振地方男女平等参画センター「ミンクール」の2階の会議室には
58名の多くの応募者の中から抽選で選ばれた意欲満々な20名の受講者が
勢ぞろい、5回講座終了の後には今年の年賀状を素敵に作ろうと張り切っていました。

パソコン講座

台風9号が接近する荒れた天候の中、30分前には全員集合していました。


2007年度 パソコン自主学習グループ誕生

PCフレンズ07の皆さん   学習風景  さこれから!!頑張りましょう  

    9月7日、男女それぞれが能力を充分に発揮できる社会を創るために、女性の社会参画や新たなライフスタイルを
目指して開講された、「はじめて学ぶパソコン講座」5回が無事終了しました。
 その中で、まだまだ充分に使いこなせるまでには到達してはいないと、意欲的なメンバー14名がパソコン自主学習グループ「PCフレンズ07」をつくりました。
10月12日(木)いよいよスタート、代表に菅原寿美子さん、会計に古川ちづ子さん、事務局に後藤しず江さん、
会計監査に付田照子さんを選出し、引き続きシニアネットの工藤講師のもと、張り切って勉強しています。





2007年度 ミンクール男性のためのスキルアップ講座
『 はじめての料理実習 』

9月29日、10月13日、10月28日の3回、胆振地方男女平等参画センターで開催されました。

料理実習  先生の説明と料理デモンストレーション・熱心に耳を傾ける   
                        

 試食タイムは至福のの時!自分で作ると美味 格別! 試食風景




男性の自立と家庭参画を応援しようと、ミンクールが企画。30代から70代の20名が参加しました。
講師の管理栄養士・原田正彦さんの健康に配慮した分かり易い説明とデモンストレーションで、
ご飯と味噌汁の基礎的な作り方、簡単な煮魚、塩分控えめの焼きそば、炊き込みご飯など、メニューも
手際も男性ならではの豪快な工夫がいっぱい。

会社の健康診断で問題が見つかり、食生活から見直そうと参加しましたという男性など、みな和気あいあい
仲間と手分けして料理を楽しんでいました。

                                  


2008年度 男性のライフスタイル講座

日本は世界一の長寿国になりました。男性も女性も共に支えあう男女平等参画社会
の実現には、女性の社会参画と共に男性の自立や家庭参画が求められています。
これまでも仕事人間としての自分から開放され、家庭や地域社会での人間関係の
絆を深め、心身ともに健やかな自分らしいライフスタイルを考える学習機会として
開催されました。

【第1回 講座】

 2008年9月6日(土)

「仕事人間からの開放〜しなやかに生きよう!〜」
講師:井形眞一さん

ミンクールアフターイベント   ミンクールアフターイベント   ミンクールアフターイベント
(巧みな話術に時間も忘れ!)                   


講師の井形眞一さんは昭和38年から網走管内で僻地校勤務を含め22年間の教員生活。
海外日本人学校派遣で台湾高雄日本人学校、胆振管内では小学校の教諭、教頭、校長をなさり、
平成13年室蘭市教育委員会生涯学習アドバイザー、平成14年生涯学習インストラクター、
「室蘭市悠悠ライフ教養講座」の運営委員としてご活躍なさっています。
悠々自適の生活とは、「俗世を離れ、自分の欲するままに心静かに生活すること」だが、初心にかえると
やりたいことがいっぱい見えてくるもの、家庭での役割、妻との関係、病気との付き合い方など、男の
自尊感情を鋳型にはめることなく自分らしくしなやかに生きましょう。
他との調和を図りながら自分勝手にならないで、自分の思いを叶え、しなやかに生きましょう。
と熱く語ります。
受講者は話のひとつひとつにうなずきながら、熱心に耳を傾けていました。




【第2回 講座】


 2008年9月13日(土)

「男性の素敵な装い〜カジュアルからフォーマルまで〜」
講師:伊藤 好恵さん




ミンクールアフターイベント   ミンクールアフターイベント   ミンクールアフターイベント 
(ネクタイ、靴のコーディネートはこのように・・)         (受講者もモデルになって ) 


講師の伊藤好恵さんは長く文化女子大学短期大学で教養学科科長として被服造形学及び実習を指導
なさいました。平成17年に退官なさいましたが豊富な指導経験ときめ細かな講義内容に、受講者も
有意義だったと満足の様子。
「年をとってもおしゃれ心は大事。気持ちを若くする秘訣と知りました。」(60代男性)
 「男性のライフスタイルというテーマでしたが、女性にも大変勉強になりました。」(70代女性)   
「今年3月に退職しましたが、ファッションについては現役時代かなり気をつかっていましたが、退職後は
スーツを着る機会が少なく、普段のカジュアルファッションが楽しみです。
色、デザインばかりではなくメガネ、時計など小物にも気をつかいたいですね。」(60代男性)  
と意欲満々でした。









【第3回 講座】

2008年9月20日(土)

「男子厨房に入ろう!〜簡単、美味しい家庭料理〜」
講 師:原田 正彦さん
 助講師:佐々木礼子さん

ミンクールアフターイベント      
(講師の説明に真剣な顔、顔、顔)   (メニューは ほうれん草の胡麻和え、サバの味噌煮、即席キムチ漬け)


講師の原田正彦さんは、(社)北海道栄養士会理事、室蘭支部長として活躍し、管理栄養士として
軽費老人ホーム「泉寿園」に勤務しています。
団塊世代の受講生は、まったく初めての人から余裕の包丁さばきの人まで、講師のデモンストレーションを
真剣に見つめ、いざ実習となると右往左往!
普段食べ慣れているご飯も味噌汁もサバの味噌煮も、作るとなると勝手が違います。
われわれだって「やれば出来るよ!」と出来上がった料理に御満悦! 
「格別美味しい!」「なかなかの出来だよ!」
ひとことスピーチも盛り上がり楽しい昼食会になりました。
「これからはどんどん厨房に入ります」
「このような料理の機会があったら、また参加したいです」と大好評でした。




2008年11月8日(土)

2008男女平等参画推進講演会

              「男性神話と男たち」
     〜映像から学ぶ男女平等参画〜


     講師:瀬名波 栄潤さん (北海道大学文学部 准教授)

ミンクールアフターイベント
      ミンクールアフターイベント

11月8日(土)、2008男女平等参画推進講演会(主催:胆振地方男女平等参画センター、北海道女性協会)が
開催されました。
北大文学部准教授の瀬名波栄潤さんによる講演「男性神話と男たち」〜映像から学ぶ男女平等参画〜には103人が参加、
当日は今年一番の冷え込みにも関わらず、会場は満席となった。
瀬名波さんは那覇市出身、米サウスカロライナ大学で大学院博士課程終了後、同大学客員教授を経て96年から現職に。
英文学博士でありジェンダー的視点から文学や映画を研究。瀬名波さんの冒頭の言葉は「わかった気にならないこと」。
今まで、私たちは男性、女性と単純に分けて考えてきたが、実はどちらもそんなに単純ではないと語る。
フランス革命や、産業革命などを経て社会が変化し、生産性の向上や戦争のため男女の役割が固定的となり、いつしか
それが社会規範とされて個人の生き方まで縛るようになる、男性神話や女性神話が形作られる歴史的な過程を解説。
世界でフェミニズム運動が起こった後、70年代には男性解放運動、父権運動も起きた。
しかし、性差にとらわれない生き方するには多くの困難があるとして、「ハリウッド映画の男たち」というテーマで映画の
数場面を上映。
父権運動の「クレイマー、クレイマー」、男と戦争の現実を描いた「プラトーン」、父親像の崩壊を描いた
「アメリカン・ビューティー」、性の多様性を描く「フィラデルフィア」などアカデミー受賞作を含め6作品を解説付きで
鑑賞しました。
最後に「基本的人権の尊重・弱者の心の痛みを知る、多様性を受け入れる寛容な心・ジェンダーにとらわれない
生き方こそ大事」と結びました。
会場から「映像を通して非常に説得力ある講演でした。偏見や抑圧が多岐にわたることがよく理解できました」(男性)
「男性の視点からこのような講演を初めて聴くことができ、参加してよかった。わかった気にならないということの
大切さを実感」(女性)
「邦画を通してもやってもらいたかった。男性神話からどうすべきかをもっと時間をかけて話してもらいたかった」(男性)
「男性の参加者が少なくて残念」(男性)
「映像を使用しての講演は、とてもリアルで言葉だけの説明より説得力がありました。フロアトークでは、意見の違いが
あって、「耳を傾ける」ことの実体験をさせてもらいました」(女性)と、多くの方が有意義な講演の感想を話していました。


2009男女平等参画推進講演会

                                              2009年7月11日(土)


               『妻と夫の定年塾』 
           〜私らしくあはたらしく心豊かに生きる道〜
             
           
講師:西田小夜子さん(作家・「定年塾」主宰)
 

      講演風景      西田小夜子氏  講演スタイルも座ってリラックスして!
 

少子高齢化が進む中で、元気なシニア世代は社会の財産と期待され、特に定年後の夫たちの生き方が大きな関心事になっています。
とてもチャーミングな講師の優しい語り口は、どんな毒舌も厳しい内容も、みなキャラメルでコーティングしたよう!
笑いをさそいながら、定年後の夫婦のエピソードを披露します。そうそう、うんうんと頷く顔、顔・・・・
受講した皆様からは、「とてもカワイイ講師で、楽しく聞かせていただきました。とても参考になりました」
「大変面白かった!あらためて男性の凝り固まった考えの面白さに気づきました。」
「大変有意義だった。夫とはしっくりしない毎日ですが、今日の講演で逆向きな考えだったと改めて思った。」
「大変お話が面白く、今後の夫婦生活を見直して、生き方を変えていこうと思いました。」
優しい語り口だが、説得力がありました。男性たちも納得したように、講師の呼びかけに次々と発言があり、
これからの男性の意識に明るい未来を感じました。
しかし、問題は、こういう場参加しない、参加できない、男子たちへ荷アプローチをどうするか、
決めの細かい対応が必要と思います。」と、大好評で、有意義な講演会でした。

当日は、西田小夜子さんの著書の販売も行なわれました。


2009年度 男性のライフスタイル講座


      【第1回講座】 西田小夜子さんを囲む座談会

           7月11日(土) 講演会の後、会場を隣の和室に移して座談かを行ないました。
           ひき続き楽しい会話が弾み、パートナーとの時間、友人との時間を大切に、
           自分自身が充実しているとパートナーに優しくなれる、と充実した時間を閉じました。

     
           座談会風景 膝を交えて、新たなパートナーシップとは? 




     【第2回講座】 障害者と暮す 〜男性介護者からの体験的メッセージ〜 
   
       2009年7月18日(土)
                    講師 : 南部忠夫さん(楽書の会 代表)


受講生の皆さん      南部忠夫氏  「辛い」に1本線を加えると「幸い」になります

妻を介護する夫の思い、される妻の心。みな全て我が身に起こりうる現実ですから、受講者は真剣、耳を傾けます。
講師の優しさ、すばらしい人間性に感動が会場を包みます。
受講者は「このようなお話は、めったに聞くことが出来ない貴重な学習機会でした。
実践論ですから介護される奥様にとっても、プライバシーを公にされることは、大変勇気の居ることだと思います。
それを乗り越えられる信頼関係があり、少子高齢化社会の大切な問題として社会に発信していくことに頭が下がります。
介護される側の弱者の気持ちを大切に、寄り添って生きるお姿に大変感銘を受けました。」(70才代)
「100%つくそうと思わず、少しの愛情と思いました」(80才代)とすばらしい講義にただただ、感動でした。


     【第3回講座】  料理実習 〜本場の餃子を作ってみよう〜                        

       2009年7月25日(土)
                     
講師 : 代 鋼 (ダイ カン)さん(室蘭工業大学大学院ドクターコース)
                     盧 波 (ロ ボウ) さん((室蘭工業大学大学院ドクターコース)
                     呉 廸 (ウ ディ) さん((室蘭工業大学大学院ドクターコース)

実習風景 実習風景 実習風景  実習風景  
 ▲講師の手元を見つめる目は真剣そのもの       ▲皮の発酵時間は中国の食文化についてミニレクチュアータイム
                                                         ▲餃子の皮は、まずタネを細く棒状にして、1枚分に小さく切っておきましょう      

▲若い講師の手馴れた、鮮やかな手さばきにうっとり!
 子供の頃より食事の用意のお手伝いを、良くしたそうです。・・・自立のためには、子供の頃からの「お手伝い」が大切ですね。
 実習風景
 実習風景 実習風景 実習風景
皮はこのように麺棒でのばします  ▲出来た皮に具を包んで     ▲いよいよ茹で上がって、「水餃子」の完成です。中国では「水餃子」が本流!
                    
                                                               ▲みなで試食は、至福の時間!「美味しいね!」

「2009年度 男性のライフスタイル支援講座」の料理実習は、「登別中国語交流会・出前講座」の協力で「本場の餃子を作ってみよう」
が開催されました。
皮をの小麦粉を「耳たぶ」くらいの硬さに練り、30分ほど寝かせて発酵させます。
この発酵時間を利用して、中国の食文化のミニ講座がありました。「餃子は主食として、「水餃子」で食します。」
日本の「饂飩」の感覚でしょうか。
「美味しい餃子が食べたい」と参加した、受講生は「本場の味」に大満足。
「2,3日中にもう一度つくろう」「皮の作り方から、参考になった」「自分で作る自信ができた」と好評で、
若い講師たちとの交流を楽しんでいました。






  2009年度 ミンクール・女性のスキルアップ講座
はじめて学ぶパソコン講座

   10/16(金) 10/20(火) 10/22(木) 10/27(火) 10/29(木) 

パソコン講座  スタート! 不安と期待に胸膨らませ・・・・

男女平等参画をすすめるためには、女性自らのスキルアップが必要。
社会参画や再就職を目指す方には、情報化社会の扉を開けるきっかけとして、また、これからの楽しいパソコンライフのために・・・
さあ、はじめの一歩からはじめましょう。ということで、今年も「はじめて学ぶパソコン講座」が開催されました。
たくさんの応募者の中から抽選で選ばれた18名の参加者は緊張の面持ちで初日を迎えました。
講師は木村倖三さん((社)シルバー人材センター講師)、サブ講師は、太田進さん、生田等さん、今井正隆さん、鈴木達生さんの
豊富な講師陣による講座はきめ細かく、受講生の緊張をほぐしながら快調にすすみます。
5回の講座を終えると、不安は消えて、自信もめばえ、意欲的になってまだまだつづけたいとのご意見がいっぱい!
5回ではものたりない・・・、わかりやすく、とても良かった!、サブの先生が多く、皆さん親切丁寧で分り易かったです。・・・と
感謝の言葉がいっぱいでした。






2009 ミンクール男女平等参画推進フォーラム
  「家庭の中から暴力をなくそう!
                                                 <2009・11・14(土)>
基調講演:<公演&映写「ドメステック・バイオレンスは犯罪です!」>
       ・ 演 題「家庭の中なら暴力をなくそう! 〜DVの実態と社会背景〜」
       ・ 講 師: 近藤 恵子さん(NPO法人 女のスペース・おん 代表理事)
対  談:「DVから女性と子どもを守るために〜一人からでもできる地域の取り組みを〜」
       ・ 近藤 恵子さん(NPO法人 女のスペース・おん 代表理事)
       ・ 藤本 紀子さん(NPO法人 ウィメンズネット・マサカーネ代表)

内閣府が推進する女性に対する暴力をなくす運動(11/22日〜25日)にちなみ、2009年度ミンクール自主事業
として、初めてこのテーマに取り組みました。
人間にとって家庭は最も安全で安心できる場所であるはずですが、その家庭の中で人の命にかかわる暴力が
行なわれている実態が明らかになっています。
配偶者からの暴力や子どもはの虐待は、人としての尊厳を奪い、男女平等参画社会の妨げとなっています。
長い間、家庭内の問題として、片付けられてきた暴力の背景や社会構造をみすえ、どうすればDV(配偶者やパートナー、
親などからの暴力)をなくせるか、また、被害者サポートのありかたを第一線の有識者や実践団体のリーダーから、
学び、DVをなくすための方策や被害者支援を考えました。

近藤恵子氏    受講生の皆さん 
近藤恵子さん、対策が進むアメリカと比べ日本における征暴力の実態を報告        真剣に聞く受講者

  
室蘭地域の実態を報告する藤本紀子さん

受講者からは、「DVとはどういうことか、よく理解できた」「自分がDVにあっている」「私が配偶者から身体的暴力を受けておりました。」
「小さいときからの教育が大事」「室蘭のシェルターの現状を知り、良かったと思います」「そのために頑張っている人たちがいることが
心強く思いました」「「シェルターの役割の重要性を又その後の自立支援の難しさ・・・」大変良い学びの機会になりましたとの
声が多く寄せられました。
また、「この社会、本質的構造的に、弱肉強食、優勝劣敗、暴力容認、力持つものの暴力的傾向に甘い。被害者(あたかも
おちどが被害者の側にあるかのように問題をすりかえる)を責める風潮を感得していかなければならない」[DV防止ではなく
警報に取り込んでアメリカのように法律にすると良い」などの貴重な意見も・・・・


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