2025 男女平等参画推進講演会「室蘭の吹奏楽史 昭和時代を語る」終了いたしました

<ミンクール>
2025年12月6日(土)
胆振地方男女平等参画センターミンクールに於いて児玉宏文さんの講演会が開催されました。

児玉宏文さん(83歳)は室蘭大谷高等学校第1期生であり吹奏楽部創部者、室蘭大谷高等学校社会科教諭、吹奏楽部2代目顧問です。

【講演内容】
昭和33年 室蘭大谷高等学校開校・1期生で入学
昭和34年 学校長に嘆願して吹奏楽部創部
昭和41年 室蘭大谷高等学校社会科教員・吹奏楽部2代目顧問となる

・その当時の室蘭、富士鉄吹奏楽団(現在の日鉄室蘭)の話
・大谷高校開校に至るまでの話
・吹奏楽部創部に至る話
・卒業後、大学時代プロのジャズバンドメンバーと一緒に演奏していた、そこでジャズやラテンを学んだ話
・世界のバンド、マウスピースをはじめ楽器のあれこれメーカーの話
・バンドの音作り、編成、コンクール出場のメリット、デメリットの話
・バンドをまとめる精神、愛、感謝に関する話
・男女の特徴、指導方法に関する話
・今後の吹奏楽に対する思い

大まかな内容はこのような物でした。

来場者は50名
アンケート集計結果では90%が講演内容に対して非常に満足されたようで「児玉先生がお元気そうで安心した」「高校生にタイムスリップした気持ち、懐かしい話と知らなかった先生の歴史が聞けて興味深い内容だった」といった意見が多く大谷高校吹奏楽部卒業生が多く参加してくださいました。

そのほか、「吹奏楽のことは全く知らないが話が面白くてもっともっと聞きたかった、書籍は出してないのでしょうか?」「戦後からの室蘭の吹奏楽史が知れて興味深かった」「次回もまた児玉先生の講演を開催して欲しい」というご意見もありました。

男女の特徴、指導方法について
【男女の特徴について】

昭和30年代~50年代初めまでは男子部員の方が多く、女子はクラリネット、フルート、サックスの木管楽器を担当していた
昭和56ころから女子部員が増えだし、女子がトランペットやトロンボーン、 ユーフォニアムを担当するようになってきた

男子は一匹狼派・女子はグループごとに対立しがち

男子の特徴
向上心が高く個性的で技術力が高いのでソリストが育ちやすい。
演奏に明るさとノリが出る

女子の特徴
道具や事務管理能力が高く注意を良く守るので演奏に安定感がでる。
グループで合わせる技術力が高い

【男子部員が多い場合】
仲間同士衝突しても話し合いで理論的に解決する方向性。
楽曲、プレイヤーの情報集めや楽器について詳しく調べる。
新しいこと、無謀だと思えることにチャレンジしようとする。
活発で大きな声を出してステージを盛り上げる。
リズム、テンポの取り方が躍動的でノリが良く、音に迫力がある
自由にのびのび演奏するジャズプレイヤーが育ちやすい

【女子部員が多い場合】
決まり事、ルールを増やし、全員に徹底するのでまとまりが出る。
グループ同士の衝突が増えて感情的に物事を見る傾向がある。
新しいことへのチャレンジに消極的で今までやってきたことをそのまま続けようとする。
失敗や非難されることを恐れる。
新しいことに対して慎重に考え、内容を深堀して充実させる
アンサンブルの音が柔らかくなりハーモニーに深みがでる

【男女それぞれの特性を活かす指導法】

【男子部員】
得意分野を活かして「やりたい!」と言うことを伸び伸びさせる。
褒めて伸ばす。
リーダーシップを意識させ、周りを引っ張りまとめる楽しさを伝える。

【女子部員】
感情ではなく理論的に話し合う方法を考える。
好き、嫌いではなく考えを同じ方向性にするにはお互いにどうするべきか話し合うことと嫌いな人は嫌いではなく、自分とは考え方が違う人なのだと割り切ることを伝える。

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