令和5年度に実施した主な催しです
  
                                                                                                                                                   
No.1 イベント名     
     
男女平等参画推進プラザ祭パネル展≫

・男女平等参画推進プラザ5団体の活動紹介

・男女平等参画推進パネル展
実施日 6月23日(金)〜 6月29(木)1階展示ホール 



男女平等参画推進プラザ5団体の活動紹介 男女平等参画推進パネル展

6/23〜29の男女共同参画週間にあたって、胆振地方男女平等参画センター(指定管理者 室蘭市シルバーセンター)の男女平等参画推進パネル展とミンクールのプラザを拠点に男女平等参画推進に取り組んでいる、下記5団体の日頃の活動を紹介する「活動パネル展」を開催しました。

北海道立女性プラザより借用したパネルで性の多様性テーマに
現状のLGBTQの認知度から問題点を取り上げ、あるべき姿を提案しています。
調査では、LGBTQに対する存在認識で私の周りにはいないが80%を超えています。
「いないのではなく気づいていないのではないかでしょうか」
私たちの性は多様です。
誰もがSOGI 「性的指向(好きになる性)、性自認(心の性)」
という多様なグラデーションの中で生きています。
だれもが自分の性的指向、性自認を尊重される社会をつくる必要があります。
また、自分の意志で告白するカミングアウトと違い、第三者が本人の了解を得ないで暴露するアウディングの人権侵害にも触れています。
パネル展を通し一人でも多くの方が、性の多様性に理解を深めることのきっかけになればと思います。

新聞切り抜き記事より
女性の社会進出をテーマに、女性議員や女性管理職の現状及び課題と改善策を考える資料として掲載しました。
地方議会の女性議員ゼロ・ワンが約4割、女性議員を増やすには、女性管理職の孤独等、女性の社会進出へのハードルを下げるため、何が必要かを考える教材としてポイントがまとめられています。


日頃の活動を紹介する「活動パネル展」では下記の5団体がパネル紹介しています。
国際女性デーむろらん実行委員会、男女平等参画をするめる会「えんぱわーメイト」
室蘭市女性団体連絡協議会、室蘭市男女平等参画推進市民会議、ミンクール利用者連絡会

6/25(日)は5団体と室蘭市教育委員会の協働による企画として、DVD上映 意見交換会(学習会)を開催しました。

「「多様性に富むグローバルな現代のジェンダーを学ぼう!」

上映タイトル
「映像で学ぶジェンダー入門」 監修 明治学院大学教授 加藤修一

@「性の多様性」  性の多様性を人間の個性について
A「結婚、家族の在り方」 夫婦別姓、事実婚、家事、子育てについて
ジェンダー平等社会の実現に向けて、私たちができることは何かを考えました。

         





No.2 イベント名     
 ≪
ミンクール2023 男女平等参画推進講演会≫

火山から学んだこと 地球に生きるとは 

講師 

 NPO法人洞爺湖有珠火山マイスターネットワーク事務局長
   川南 恵美子
  さん  

実施日 7月 1日(土)10時30〜12時00分 ミンクール大研修室  

お互いの個性を尊重しその人らしく生きる事の大切さを学ぶ講演会


主催者挨拶
室蘭市シルバー人材センター
山川 明 理事長
講師
NPO法人洞爺湖有珠火山マイスターネットワーク事務局長
   川南 恵美子  さん
 
熱心に聞き入る参加者
関心も高く、多くの質問が有りました


2000年の有珠山噴火に遭遇、自然の脅威に触れ、避難生活を体験。温泉旅館の経営、3人子育等に追われ日々の中にも、温泉と火山は切っても切れない関係にあることを実感する。
日本は火山国、もっと火山の事を知るべきだとの思いで、火山マイスターにチャレンジしました。
火山マイスター二期生、女性マイスター第1号として、2009年から活動を始めました。NPO法人火山マイスターネットワーク事務局長として精力的に取り組み、男性中心であった火山マイスターも現在はマイスター認定者64人の内、女性が23人を占めるまでになりました。
自分の体験を通し、変化をいち早く専門家に知らせることや、防災教育の重要性、ガイド、登山学習会、テレビ・新聞等のメディアでの発信等、その活動は広がりを見せています。

地震も噴火も自然の営み、人々の生活や命が脅かされる。
だが、それだからこそ、知恵を蓄えることが出来、発信することが出来る。
火山ガイドの際、必ず伝えていることは
「とっさの時に命を守れるかどうかは普段の心がけ次第、命の瀬戸際での判断が大切」

使命感にかられ、非常に忙し日常ですが、母親として子ども達への思いも語ってくれました。
 自分の生き方、考えを無理強いはしたくない。
 命がけで住む場所だから自分で選択して欲しい。
 親の考え、生き方を押し付けることはしない。
 個性を大切にそれぞれの生き方を選択して欲しい。

3人のお子さまは、防災の研究者、映像制作者、ダブルダッチのプロの道へ。それぞれが自分の興味、自分らしい生き方にチャレンジしています。

参加者は画像を見ながら、解りやすい、説得力のある講師の説明で、質疑応答も踏まえ、火山に対する意識が深まった有意義な90分間でした。



No.3 イベント名    〜スキルアップ講座〜
《 
ワード5日間基礎講座 ワード5日間応用講座 


講師
公益社団法人 室蘭市シルバー人材センター  森山さん                    
実施日  基礎講座 5/8(月)〜 5/12(金)   
 応用講座 5/15(月)〜 5/19(金)   

 パソコンを基礎から学び、IT弱者の女性や高齢者等を対象にIT格差解消を目指すスキルアップ講座。年2回開催

基礎講座
基本の文書が作成できるようになりました
応用講座
講師・アシスタントのフォローで次へのチャレンジに繋がりました

【企画内容】
 ・ワード基礎講座 講習内容
   @   電源の入れ方、マウスの使い方、ワードの起動と終了
   A   キーボードの操作、文字入力(漢字、ひらがな・カタカナ、英数字)
   B   簡単な文書の作成と文字の装飾 
   受講料: 5日間で  4,000円 
   参加者: 8人  


 ・ワード応用講座 講習内容
   @表の作成・表の挿入 加工・罫線 他
   Aグラフィック機能の利用 ワードアート(飾り文字)
   B縦書き文書の作成
   C図形描画作成編集 
   受講料: 5日間で  4,000円 
   参加者: 8人  


※同じ内容は9月にも実施



No.4
イベント名  〜スキルアップフォロー講座〜
《 パソコンミニ講習会 エクセル&ワード 
積極的にITを活用し、生きがいのある社会生活や自立を支援する男女平等参画推進企画として年24回開催
エクセル講習内容 日時 講師 講習の様子
「エクセルミニ講習会
基礎コース・応用コース」

 ・エクセル概要
 ・データー入力
 ・表の作成
 ・数式・関数
 ・シートの操作
 ・グラフ
 ・データ並べ替え抽出
 ・データベース他
 ・実用サンプル作成

4月〜3月

基礎コース

毎月
第1・3
水曜日
年間24回

10:00〜
12:00


応用コース
毎月
第2・4
水曜日
年間24回

10:00〜
12:00

公益社団法人
室蘭市シルバー人材センター
会員

森山 講師
基礎をしっかり身に付ける基本講座に重点を置きました



ワード講習内容 日時 講師 講習の様子
「ワードミニ講習会
 ・ファイル管理
 ・便利な機能
 ・文書編集
 ・図形編集
 ・地図の作成






6月2月
毎月
第2・4
火曜日
年間18回

10:00〜
12:00



公益社団法人
室蘭市シルバー人材センター
会員

森山 講師
図形や写真を活用した解りやすい文書作成に重点を置きました





No.5

イベント名

ミンクール「2023男女平等参画推進ミニ講演会」

「異世代交流の場「こども食堂」で「おひるごはんを一緒にいかがですか」

講師

なかよし食堂  黒光 ひさ さん  えがお食堂  石倉 祥子 さん                 
実施日  1/14(日) 10:30〜12:00    

 女性の活躍と現状の課題、あるべき姿を参加者と共に考えます

熱心に聞き入る参加者 参加人数25人 講師の黒光さん、石倉さん

室蘭市内で「こども食堂」を開設している、NPO法人室蘭母子福祉会「なかよし食堂」代表の黒光 ひさ さん と室蘭更生保護女性課「えがお食堂」代表の石倉 祥子 さん 

お二人にお話しを伺い、現状の課題やあるべき姿を参加者と共に考えました。

黒光さんは、室蘭市の子どもの貧困が5人に1人という現状を憂い、危機感を抱きました。世話人としてこどもの貧困問題に深くかかわり、その後、こども食堂を立ち上げました。元室蘭市議の肩書や人脈を通し幅広い活動をしています。

少ない補助金の中、ボランティアに支えられ、個人会員や法人賛助会員の寄付等で、運営は、今年で7年目になります。コロナ禍の厳しい環境下でも活動を継続しています。

長く続けられるのは、貧困格差を解消したという強い思いです

子ども食堂は、気兼ねなく、立ち寄れるように予約制で弁当を100食ほど配布しています。

ただ、配布を希望する方の数は増える傾向にあり、現状の環境はますます厳しい状況です。

石倉さんはコロナ禍真っ只中の、令和3年に、子ども食堂が無かった蘭西地区に、趣旨に賛同したお寺の施設で開設しました。

食堂は子ども食堂としての性格よりは、高齢者も子どもも一緒に集える、地域食堂としての運営を主としています。

異世代交流の場として、テーブルでの一緒の食事を基本に

高齢者と子どもが一緒に集い、食事や遊びを通して、孤立を防ぎ、日々生活の中で、楽しさ・えがお、を持ってもらえるように活動しています。男性が増えたことも効果の表れと実感しています。

お寺や個人、法人等趣旨に賛同して協力してくれる方々の支援は大きな力になっています。

ただ、厳しい環境はであるのは事実で、最近では子どもが親のために来ることもあり、格差が深刻になっているのを肌で感じます。又、場所が一か所で同じ蘭西でも物理的に来ることができないのも難しい問題です。

両代表に共通する課題は運営するボランティアスタッフの高齢化、運営資金、公的補助金利用制約、物価高‥‥

もっと若い人が運営に携われる環境整備の必要性を痛感しています。

有償ボランティアの拡充、それに伴う公的補助金等、運営する側に対する側面支援が欠かせない状況なっています。



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